上達のヒント Balletholicなレッスン日記

レッスン日記| 内腿を使った"タンデュ"は、"ファスナーを開閉する"イメージで!

2023/05/24

2017年4月・タンデュについての気づき

またしても"タンデュ"で同じご指摘を受ける…

先日のレッスンで、バーレッスン序盤に"タンデュ"のアンシェヌマンを行っていた時のこと。

出した足を戻した時、ちょうど近くにいらした先生から、

『上から戻す!・上から戻す!』

というアドバイスが。

…そういえばこのご指摘、以前もいただきました…そうでした、ゴメンナサイ…

『上から戻す』=内腿が使えてない!

『上から戻す!』という言葉の意味するところは、、、

       『内腿使えてないよ!』

ということですね、きっと。

確かに、足首から下の動き(足裏で床を擦って…とか、つま先の伸びとか、きちんとポジションに戻すとか…)にフォーカスしてしまい、
"内腿を使う"という意識レベルが低下⇒内腿ダルダル・フカフカな"締まりのないタンデュ"になってしまっていました。

何度も同じご指摘を受けるなんて… 自分のバカバカっ!

タンデュに限らず、脚を出す&戻すときには内腿を使う、ということは頭ではわかっているのですが、、、
無意識レベルでも内腿が使えるレベルにはまだまだ達していない、ということが身に染みてわかったアドバイスでした。

上手な人のタンデュを観察⇒気づきを得る

こんな時は、いつもお世話になってるマティアくんの動画を!と、彼がタンデュする映像を探すと…ありました、ありました!

Columbus Day Weekend 😅😴✌🏻️ #mattypepeb #worldwideballet #balletislife

Mattia Santiniさん(@mattypepeb)がシェアした投稿 -

スタジオでの先生のデモンストレーション、このマティアくんの動画、さらには英国ロイヤルのレッスン映像(リンク☆)を、じ~~~っと観察していると、

足を出す時には内腿が最後まで離れず、
戻す時にはまず内腿から密着しはじめている

ことがわかります。

まるでかかとから開けるファスナーがひっついているみたい!

特に"戻り"の時は、チタンか何かでできた超・高級な茶筒のフタが、ピチっ!と収まるべきところにスキマなく収まるように両脚どうしが吸着しあう、そんな印象。(我ながらヘンな表現ですが…)

タンデュ="ファスナー開閉"をイメージ

ということで、タンデュでの内腿の使い方について、自分なりに腑に落ちる表現は『ファスナー開閉(と、"茶筒のフタぴっちり”)』でした。

これを
忘れず ・ 毎回意識して レッスンし続ける
ことが大事なんですよね…

人間の身体はナマケモノ、本当の意味で身につく(=無意識レベルでもできる)まで反復しないとすぐ元に(楽なやり方に)戻っちゃうので。。。

バレエ再開から5年ほど。
タンデュでさえそんな出来なのに、いつになったら「ちょっと上手くなった?ワタシ♡」と思えるんだろう…と果てしない気持ちになる筆者でありました。

~reverence~

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