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はじめてナビ| 初心者さん向け・レッスン着選びのポイント

2023/06/07

バレエを始めてしばらく経つと、アレもコレも…と買い足したくなってしまうレッスン着ですが、初めの一揃えを買う時にはいろいろ迷われるかと思います。

この記事では、大人になってからバレエを始める方向けにレッスン着選びについてまとめました。
(初心者さん向けの 『バレエシューズ選び』 については こちらの記事 をご参照ください。)

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初めてのレッスン着選び ・ 初めの一式はベーシックなアイテムを

バレエのレッスンウエアとして最も一般的なのは、やはり

①レオタード + ②スカート or パンツ + ➂タイツ 

です。



この3つとバレエシューズの4点は、レッスン時の必須アイテム.。

始めの1着(足)は、のちにアイテムを買い足した時にコーディネートしやすいベーシックなものをお求めになると良いと思います。

ちなみに・・・
バレエを習う場所によっては、Tシャツ+スウェットパンツのようなフィットネス・スタイルでレッスンを受ける方のほうが多い場合もあります。
(スタジオタイプ別のコーディネートについてはこちらの記事で)

ウエア購入前に体験クラスなどでスタジオの雰囲気を確認しておくとよいですよ^^。

 
最近販売されているバレエウエアのバリエーションの豊富さは選ぶのに困るほど。

たくさんありすぎて迷ってしまわれる場合のご参考に、買って後悔しない&長く使えるファースト・レッスン着選びのポイントを挙げてみます。

◆➀レオタード:プレーンなデザインの単色のものを

レオタード、これまでの人生で着たことない・・・という方にとっては、かなり戸惑いを感じるアイテムではないでしょうか。
はじめての1枚としては、露出少なめで気負いなく着られるプレーンなデザインで単色のもの が汎用性も高く、おすすめです。

選びかた(サイズ・色・形・素材)

◆お店とサイズ選び
レオタードはメーカーやデザインによってサイズ感にかなり幅があります。
洋服と同じ感覚で選ぶと失敗しやすいので、少なくともメーカー毎のサイズ感が把握できるまでは試着することを強くおススメします。
どうしても試着できない場合は、交換可能なお店での購入が必須です。

◆色
最初の1枚としては、黒はじめ、グレー・パープル・ピンク・ブルーなどの単色&無地のプレーンカラーを選ぶと、幅広いタイプのボトムスと合わせやすく、長く着用できます。

◆デザイン
腕の動かしやすさで選ぶなら、キャミソール・タンクなどのノースリーブタイプ、わきの下や二の腕が気になる場合は、気になる部分が隠せて腕もきれいに見える 1/2~3/4スリーブ がおすすめです。

背中の開きがかなり深く取ってあるタイプもあるので(深履きショーツだとはみ出しちゃいそうなほど^^;)、背中も忘れず確認してくださいね!

◆素材
コットン素材のものはナチュラルで柔らかな肌触りと比較的しっかりした厚みが魅力ですが、色によっては化繊素材よりも 汗じみ が目立ちやすい傾向にあります。 
特に袖付きのデザインの場合、わきの下の汗じみが目立つので、汗で濡れた時の色変わりも考慮して選ぶと失敗が少ないです。

◆レオタードに抵抗がある方は
いきなりレオタードに抵抗がある場合は、ヨガウエアのトップスを選ぶのもありです。
ブラカップ内蔵のものも多く、トレーニングウエア的な感覚で着用できます。
身体に添うものを選ぶとバレエ・クラスでも浮きませんよ^^。


 

ブラカップ(バスト対策)について

ブラカップ(胸パッドやバストパッドとも言う)が付いていないレオタードも多いです。(特に海外ブランドのもの。)

バスト対策としては、

「ブラカップ挿入用ポケット」付きのレオタードに別売りのカップを差し込む方法
紐付きのカップをレオタードの裏に直接縫い付ける方法(↓画像あり)
●レオタードの下に別途「ダンス用ブラ」を着ける方法

などがあります。

胸が気になる方はレオタードのバスト部分の造りを確認し、パッドやダンス用ブラなども同時に購入するとよいですね。

↓レオタードの内側に紐付きブラカップを縫い付けた例。
leotard

価格の目安

ごくシンプルなタイプならば、海外メーカーのもので3000円台~、国産メーカーのもので6000円台~が目安。

価格に差はありますが、シンプルなデザインのものの場合、国産or海外メーカーで大きな差はないように思われます。

ちなみに・・・
筆者が愛用していた『Capezio』と『Sansha』のもの(いずれもキャミタイプで4000円程度)、度重なる洗濯にもめげずしっかりしていました。
とはいえ、購入から20年経って発掘された国産・Chacottのものも、劣化少なく着用できた経験があるため、こちらにも底力を感じました。

レオタードに用いられる伸縮素材には、必ずと言っていいほど 皮脂(汗)や紫外線で劣化しやすい「ポリウレタン」 が混紡されているので、着用後早めに洗濯・直射日光に当てず陰干し、などちょっと気をつけて長く着たいですね^^。

おススメのレオタード

エントリーモデルとしておススメしたい、お手頃価格なSanshaのレオタード2モデルです。

◆➁ボトムス(スカートやパンツ):脚のラインを隠しすぎないものを

選びかた

色やデザインの選択肢が多いボトムス。

バレエを基礎から習得したい場合には、先生に足腰の動きや形をしっかり見てもらえるよう、下半身のラインをできるだけ隠さないもの(タイツのみに近い感じ)を選ぶ必要があります。

踊る楽しみに重点を置いた大人バレエであればそこまで気にしなくてOKですが、バレエならではの脚の使い方を習得するためにあまり隠しすぎないものがおすすめです。

スカートの種類と選びかた

◆種類
・リボンをウエストに巻きつけて着る『巻きスカート』
・ウエストゴムで履きあげる『プルオンスカート』
の2タイプが一般的です。

『巻きスカート』のメリット・デメリット
・バレエらしさ100%・クラシックで華奢な雰囲気が魅力。
・腰のリボンで幅広いウエストサイズに対応できますが、動いているうちに腰のリボン(紐)がズレたりゆるんだりして着崩れしやすい。
・慣れるまで着脱に時間がかかる。

『プルオンスカート』のメリット・デメリット
・サッと着脱できる。
・着崩れしても整えやすい。
・合うサイズでないと回ってしまったり、締めつけ感が出るかも。

上記のほか、ショーツが内蔵されたタイプ、足首丈のレギンスとスカートが一体型になったタイプなど、大人の"気になる"を解消できる便利なスカートも販売されています。


◆選びかた
長すぎる丈のスカートは、足にまとわりついて動きにくく感じられたり、回転した際に大きく広がって邪魔になってしまう場合もあります。
床に座ってのストレッチの際にも邪魔になりがちなので、膝より長い丈のスカートは慣れるまで控えたほうがよいかもしれません。

パンツの種類と選びかた

◆パンツの種類
・丈 -ショート・ロング・カプリタイプなど
・デザイン - ルーズなサイズ感のサウナタイプやスウェットパンツタイプ、ぴったりフィットしたレギンスやレーサーパンツのような形、オーバーオールのようなワンピースタイプなど様々です。
・素材 - ニット・ナイロン・スウェットなど、素材にバリエーションが多いです。

丈や素材の組み合わせで選択肢が多いので、比較的好みのものが見つけやすいです。
季節に応じて使い分けている方も多いです。

◆サイズ
深くプリエをした時などに、ヒップや膝あたりが突っ張ってしまうと動きの妨げになります。
ぴったりフィットしたデザインなら伸縮性の高い素材のものを、ナイロン素材など伸びない素材のものはヒップや膝周りの寸法に余裕のあるものを選ぶとよいです。


バレエというと「スカート」と思いがちですが、パンツスタイルの方は、スカート派と同じくらい見受けられます

ヨガ用やランニング用として販売されているレギンスやショートパンツものでも、バレエに転用できるものもあるので、「バレエ用」の商品に好きなものが見つからなければ、目を向けてみると良いかもしれません。

おススメボトムス

◆程よい丈感のプレーンな巻きスカート。

◆インナーショーツ付きのプルオンスカート

◆ニットパンツも人気です

◆軽量で扱いやすいミドル丈のサウナパンツ。

 
◆くすみカラーのロングパンツ。


 
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◆➂タイツ:伸縮性があって動きやすい、ずり落ちないものを

バレエ用のタイツでなきゃダメ?

バレエ用のタイツは普通のタイツと比較して、伸縮性があり摩擦に強く作られています。

バレエ用でなきゃダメ!ということはないですが、バレエを続けていこうとお思いになったら、一度バレエ用タイツを1足入手してご自身で違いを感じてみてください。

筆者もはじめは『そんなに違うの~?』と疑っていたのですが、確かに引っ張るとびよ~~んとよく伸びるし、厚ぼったくないのに丈夫で、普通のタイツよりしっとりした質感がまた良いです^^

価格の目安

手頃なものならば1000円前後~、国内外のバレエ専門メーカー製品は1800円~2500円程度が目安です。

色や形のバリエーション

◆色
バレエ用タイツの定番色は ピンクベージュ系 ですが、大人バレエ・クラスの場合、黒やベージュオークル系を選んでいる方が多く見受けられます。


◆形・デザイン

・普通のタイツと同じ形の『フーター』タイプ
・足裏に引っ掛けがあるトレンカタイプ
・ひざ丈のソックスタイプ
・アンクル丈のフットレスタイプ
・ふくらはぎ丈のクロップドタイプ

また、上記以外にバレエ用として独特な形の『コンバーティブル・タイツ』があります。
足裏に丸い穴が空いているタイプで、タイツを履いたまま足裏からめくりあげて素足が出せるようになっています。

ピンクタイツに抵抗がある方には

バレエと言えば…の『ピンクのバレエシューズにピンクのタイツ』はちょっと。。。とお思いの方には、
『足首丈の黒タイツ+ソックスタイプのベージュピンクのタイツ+バレエシューズ』
『トレンカタイプのタイツ+素足にバレエシューズ』
などがおすすめです。

レッグウォーマーを履くときは

レッグウォーマーははずり落ちないものを!
気になって動きに集中できないばかりか、踏んで滑るなどケガの原因にもなりえます。

おススメタイツ&レッグウエア

◆評価の高いお手頃価格のフータータイプ。

◆ボディラッパーズのトレンカタイプ。筆者も愛用していますが、ソフトで伸びが良く、気に入っています^^

◆カペジオのタイツも人気です。


◆こちらはトレンカタイプ

◆長めのレッグウォーマー

◆おススメのバレエ用品オンラインショップ

別の記事(こちら)に、おススメのバレエ用品ショップをリストアップしました。

中でも、老舗のChacott(チャコット)やお手頃な商品が豊富に揃うeBallerina(イーバレリーナ)は、商品情報の豊富さやカスタマーサービスなど初心者にも優しいお店だと思います。

以上、大人になって初めてバレエを始める方向けに、レッスン着選びのポイントをお伝えしました。
身に着けるだけで気持ちがしゃっきりとして背筋も伸びるようなウエア選びに少しでもお役に立てれば嬉しいです^^!


~reverence~

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