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大人バレエ・マインド編| いつもティアラとチュチュを着けて

2017/01/17

 『意識』と『気持ち』の持ちようで、踊りは確実に変わる!

 

バレエのレッスンをしていて、身体の動かし方と同じくらい大事だなぁ…と感じるのが、『意識』や『気持ち』です。

振りを覚えることや手足の動きだけに集中してしまい、ついつい忘れがちな『意識』と『気持ち』の部分。
先生の『顔が怖くなってますよ!お姫様になった気持ちで、優雅に~!』の一言で、スタジオ一同ハッ!となる瞬間、、、ありますよね。

その一言だけで、みなさんの踊りがぐんと優雅さを醸し出すのも驚きです。
意識次第でこんなに変わるものかと。。

テクニック面における向上の道はなかなか険しい大人バレエですが、『意識』と『気持ち』は年齢や経験にかかわらず、いえ、大人だからこそ努力が実となるところでは。(恥ずかしげもなく自分の世界に浸れる、というのも大人の特権?かも(笑)。)
『マインド編』では、レッスンやバレエ関連の映像などから、筆者が本当に踊りが変わる!と思った言葉をご紹介します。

 

『いつもティアラとチュチュをつけていると思いなさい。』

『パリ・オペラ座バレエ学校』のドキュメントで、先生が子供たちに向けて指導していたこと。

たとえそれが毎日繰り返されるお稽古場でのレッスンでも、着ているのが地味なレオタードでも

『Always wear imaginary tiara and tutu!』
(常にティアラとチュチュを着けているつもりで!)

・・・これは効きます。
頭には燦然と輝くした王冠を載せ、腰から下には芍薬の花びらのようなチュチュを着けているつもりになると、首筋や背筋がまっすぐ伸び、腕の表情はたおやかに柔らかく、顔の表情まで高貴に、鼻筋がスッと通った気になるから不思議です。

センターでのレッスンの時、振りを覚えることや踊りはじめのタイミングを逃さないことに必死で、案外意識が向いていないのが、プリパレーション
舞台で言えば、袖から出てきたダンサーが一身に観客の視線を集めてとるプリパレーションのポーズ。観客はすでにそこから踊りの一部として観ているはずです。
ぜひ次回のレッスンから、『ティアラとチュチュをまとっている』気持ちをもって、プリパレーションのポーズをとってみてください。
踊りのクオリティがぐんと上がりますよ、きっと^^

バレエのレッスン時に限らず、日常生活でもこの意識を持つことで、3割がた美人に見えるに違いない…とジーンズにTシャツでもこの意識を持つよう心掛けている筆者です。

 

~reverence~




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