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教室・スタジオ選び② 最も気軽な大人バレエの第一歩?フィットネスクラブ

2017/01/19

バレエを始めてみようかな…と思っても、どこへ行けばいいのか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
ひと昔前までは「ご近所のバレエ教室」あたりしか思いつかなかったものですが、ここ20年ほどの間に大人バレエが習える場所は確実に増えてきてます。
『教室・スタジオ選び』のカテゴリでは、ライフスタイルや目的に合った大人バレエの教室・スタジオ選びの参考としていただければと、大人バレエレッスンが受けられる教室・スタジオについてまとめています。
この記事では、近年どんどん増えてきている感のある『フィットネスクラブ(スポーツクラブ・ジムなど)』でのバレエ・クラスについて取り上げました。

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気軽に始められる度は1番!なフィットネスクラブのバレエ・クラス。

バレエを始めよう!と思いたったとき、大多数の人にとって一番に思い浮かぶ場所ではないであろうフィットネスクラブ。

ですが、完全なバレエ初心者の方、バレエに興味はあれど続くかどうかわからない方、『タンジュ、クペ、ジュッテ…』と聞いても『…なんだっけ?』なくらい休止期間の長い再開組の方、転勤が多いご家庭の方…そんな方々が最も気軽に大人バレエの第一歩が踏み出せるのが『フィットネスクラブ』(『スポーツクラブ』『ジム』とも)では、と思います。

フィットネスクラブでのバレエクラスに参加している筆者がその実態をお伝えします。

 

 

フィットネスクラブのシステムと利用開始までの流れ

今までの人生で一度もフィットネスクラブを利用したことがない方もおいでかと思いますので、まずは簡単にフィットネスクラブのシステムと利用開始までの流れをご説明します。

フィットネスクラブのシステム

フィットネスクラブを利用するには、『会員になる』のが最も一般的です。
入会手続きをして会員になり、あとは月会費を支払って利用可能範囲内で都合の良いときに施設を利用する、というスタイルです。
案外思いつかないのが、ご勤務先の福利厚生。ご自身やご家族がお勤めの会社が福利厚生の一環としてフィットネスクラブ法人契約されている場合には、会員登録の必要なく1回ごとの支払いでより気軽に利用できることもあるので、一度調べてみるのも手かもしれません。

 

会員になる場合、会員種別が●利用時間帯・曜日●利用店舗●利用回数によって複数に分かれている場合もあります。
例えば、全国にチェーン展開している大手ではエリア内の店舗ならどこでも利用できる『エリア会員』だったり、平日の開店~18時までのみ利用できる『ウィークデー会員』だったりと、利用できる時間帯や範囲が広くなればなるほど高め、逆に、利用可能な店舗や時間帯・曜日が限定されるほど手頃な月会費設定になっており、ライフスタイルに合わせて会員種別を選択できるのが魅力です。

 

利用開始までの流れ

施設により多少の違いはありますが、フィットネスクラブ利用開始までの一般的な流れは以下の通りです。
プログラムの確認
検索エンジンで『フィットネスクラブ(スポーツクラブ、ジムなど) バレエ ○○県』などと入力して検索をかけて、近くの施設を探してみます。大概の施設で現行のプログラムスケジュールを公開しているので、現在も『バレエ』のクラスがあるか、通えそうな曜日・時間帯か、などを事前に確認しておきます。
『バレエストレッチ』『バレエエクササイズ』など、バレエの動きとエクササイズを融合させたようなプログラムがある施設もあります。

 

施設体験(体験レッスン受講)
ほとんどの施設で『施設体験(or見学)』をさせてくれます。施設体験は有料かつ予約が必要な場合があります。
もし施設体験システムがあれば、可能な限りバレエのクラスが行われる時間帯に出向き、実際のレッスンを一度受講してみることをお勧めします。すでに入会の意思が固まっている場合には、もちろん体験レッスンを飛ばして入会手続きをしても大丈夫です。

 

入会手続き
入会を決めたら、入会手続きを行います。入会金や登録手数料として3000円前後かかる場合もありますが、中には1000円程度の会員証発行手数料のみのところもあります。
『入会金無料』や『いまなら2カ月会費無料』などのキャンペーンを行っている期間もあるので、それを機会に始めてみるのもよいかもしれません。また、Web入会手続きを行うと、店頭手続きがより迅速に行えたり、入会金が割り引かれたりとお得になる場合もあるようです。

 

利用開始
晴れて入会したら、時間と利用可能範囲が許す限り最大限フィットネスクラブを活用しましょう!
バレエだけでなく、フラやヒップホップ、ヨガにエアロビクスと、いくつもクラスをハシゴした後、お風呂(がある施設も!)でスッキリご帰宅!という方もたくさんいらっしゃいますよ^^

 

 

バレエ@フィットネスクラブのメリット/デメリット

次に、フィットネスクラブでバレエのレッスンを受けることについてのメリットとデメリットを考えてみます。

メリット

●自分のライフスタイル・スケジュールに合わせて受講できる

●バレエ以外にも様々な種類のエクササイズが幅広く行える

●会員全員に広く門戸が開かれているので、初心者や男性も気後れせず受講できる

●1回当たりの利用料が比較的お手頃

●会員は16歳か18歳以上というところが多い(子供向けプログラムがある施設もあり)ので、「大人」の特性・目的に配慮した指導が期待できる
 
 

デメリット

●受講者の顔ぶれが流動的で受講者が多いというフィットネスクラブの特性上、個別の密度の濃い・線でつながった指導についてはあまり期待できない。

●レベルに合わせたクラス選びが難しい
週当たり複数回のバレエクラスがある施設ではクラスごとにレベル設定している場合もあるが、リフレッシュや運動不足解消がメインの目的な受講者が多いので、入門~基礎レベルの内容であることが多い。過去に本格的に習っていた再開組には物足りなく感じられる場合も。
また、トウ・シューズを履く『ポワント・クラス』を開設している施設もあるが、通常クラスではトウ・シューズの履き方から教えてくれることはあまりない。

●施設経営の都合上、プログラムの見直しなどで、曜日や時間が大幅に変更になったり、バレエクラスがなくなるなどのリスクがある。
 
 
 

こんな方におすすめ^^

●スケジュールが規則的でなく、決まった曜日・時間の受講が難しい方

●まずは『バレエのレッスン』がどんなものか、体験してみたい方

●長期間のブランクがあり、勘を取り戻したい方

●バレエ以外にも幅広くエクササイズを楽しみたい方

●さらっとした人間関係の中でマイペースにレッスンしたい方

 
 
バレエ@フィットネスクラブについて、いかがでしたか?25年ぶりのバレエ本格再始動にあたって筆者が選んだのもフィットネスクラブでした。

再開にあたってどこで受講しようかな…と探したとき、電車で15分のターミナル駅近くのフィットネスクラブにバレエクラスがあることを知って、びっくりしたものです。

バレエに力を入れている施設(=受講者が多い)では、『ポワント』や『バリエーション』のクラス、『超初心者向けスクール』など有料プログラムを開講しているところもあります。

大人バレエとはいえ、やるからには真剣に上達を目指したい方も、有料プログラムを受講したり、積極的に先生に話しかけてみたりすることで、工夫と努力で充分進歩が望めると思います!

~reverence~




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