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はじめてナビ| バレエシューズのゴムの縫い付け方(初心者さん向け)
2023/06/09
この記事では、バレエシューズの"甲のクロスゴム"の縫い付け方についてお伝えします。
最も多く見受けられる かかと側が購入時から縫い付けられているタイプ のシューズを例に、足指に近いほうのゴム端・左右2点の縫い付け方について、筆者が行っている方法をご紹介します。
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バレエシューズのクロスゴムの縫い付け方
◆準備するもの
●針 →糸の太さに合ったもの(やや太め推奨)
●糸 →バレエシューズの色に合った#20~#30番手くらいのもの
●はさみ
●安全ピン(仮留めのため・面倒な方は省いて可。) →片手で扱えるよう、針を出して開いておく。(画像のものは針が出ていませんが^^;)
【糸について】
筆者は手芸屋さんで買ったこの糸↓を使っていますが、バレエショップでは専用の糸も販売されています。
なお、糸の太さは#20か#30番手くらいの「ボタン付け用」や「厚地用」のものがしっかりしていておススメです。
◆縫い付け方の手順
1.シューズを履いて引き紐を引き、履き口のサイズを調節する。
2.2本のゴムが中央でクロスするよう、反対側にゴムを渡す。
ラインはくるぶしの下を通過し、甲の一番高いところを通る感じ。足首に近くなりすぎないようにする。
3.ラインが決まったらゴムの先端を内側に入れて、きつさ/ゆるさを加減する。
ゴムが多少伸びたうえでフィットする感じを目安に。
4.程よいフィット感が得られたら、ゴム位置が動かないよう指でしっかり押さえてシューズを脱ぎ、外側から安全ピンで紐通しの下側5㎜くらいのところに留める。
クロスする方向へ少し傾け、角度をつけるとよい。
5.同じシューズの反対側のゴムも1~4同様の手順で仮留めする。
6.両サイドのゴムが仮留めできたら、もう一度履いてみる。
きつい/ゆるい感じがあれば、調整する。
7.針と糸を用意して縫い付ける。縫い付けるラインは、紐通しの外側キワあたり。
ゴムと布の両方を拾って、細かめの目で本返しor半返し縫いする。玉留めは外側に来るようにする。
8.ゴムの余分が長ければカットして出来上がり!
◆雑でも大丈夫!
前項までに書いた縫い付け方は、ちょっと丁寧&かなり慎重バージョンです。
安全ピンで留めてフィット感を確かめる方法を書きましたが、マチ針で留めてちゃっちゃと縫ってしまうこともできます。
筆者は素足にシューズを履くので、糸の玉留めが外側に来るようにしていますが、内側に来ても気にならなければどこで玉留めしても大丈夫です。
ちなみに、筆者は右足のサイズが大きく左右で別サイズのシューズを履いているので、右/左用がわかるよう油性ペンでソールにR/Lと書いています。
バレエシューズの場合、糸の色さえ馴染んでいれば、一旦着用を開始すれば縫い目なんて全然気になりません。
解けないようしっかり縫い付けていれば、縫い方は雑でもぜ~ぜん大丈夫です^^
以上、バレエシューズのゴムの縫い付け方でした!
~reverence~
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