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はじめてナビ| バレエシューズのゴムの縫い付け方・初心者さん向け

2017/06/12

この記事では、バレエシューズの"甲のクロスゴム"の縫い付け方を説明します。

左右かかと側のゴムは購入時から縫い付けられていることがほとんどなので、そのタイプのシューズを例に、筆者が行っている方法をご紹介しています。

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バレエシューズのクロスゴムの縫い付け方

 

>>準備するもの

●針
●糸 ―バレエシューズの色に合ったもの
●はさみ
●安全ピン(仮留めのため・面倒な方は省いて可。)―片手で扱えるよう、針を出して開いておく。画像のは針が出ていないけど^^;
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【糸について】
筆者は手芸屋さんで買ったこの糸↓を使っていますが、バレエショップでは専用の糸も販売されています。
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>>縫い付け方の手順

1.シューズを履いて引き紐を引き、履き口のサイズを調節する。
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2.2本のゴムが中央でクロスするよう、反対側にゴムを渡す。ラインはくるぶしの下を通過し、甲の一番高いところを通る感じ。足首に近くなりすぎないようにする。
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3.ラインが決まったらゴムの先端を内側に入れて、きつさ/ゆるさを加減する。ゴムが多少伸びたうえでフィットする感じを目安に。
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4.程よいフィット感が得られたら、ゴム位置が動かないよう指でしっかり押さえてシューズを脱ぎ、外側から安全ピンで紐通しの下側5㎜くらいのところに留める。クロスする方向へ少し傾け、角度をつけるとよい。
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5.同じシューズの反対側のゴムも1~4同様の手順で仮留めする。
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6.両サイドのゴムが仮留めできたら、もう一度履いてみる。きつい/ゆるい感じがあれば、調整する。
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7.針と糸を用意して縫い付ける。縫い付けるラインは、紐通しの外側キワあたり。ゴムと布の両方を拾って、細かめの目で本返しor半返し縫いする。玉留めは外側に来るようにする。
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8.ゴムの余分が長ければカットして出来上がり!
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>>雑でもけっこう大丈夫!

前項までに書いた縫い付け方は、やや丁寧&慎重バージョンです。
安全ピンで留めてフィット感を確かめる方法を書きましたが、マチ針で留めてちゃっちゃと縫ってしまうこともできます。

また、筆者は素足にシューズを履くので、糸の玉留めが外側に来るようにしていますが、内側に来ても気にならない方もおいでかと思います。

ちなみに、筆者は右足のサイズが大きいので、左右の別がないバレエシューズでも自分で右/左用を決めています。(ソールにRIGHTの"R"を書いたりして。)
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バレエシューズの場合、糸の色さえ馴染んでいれば、一旦着用を開始すれば縫い目なんて全然気になりません
踊っていてほどけてしまわない程度にしっかり縫い付けていれば、縫い方は雑でもぜ~ぜん大丈夫ですよ!^^
 
 
~reverence~
 
 
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