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バレエ用品・レビュー| BLOCH(ブロック)・バレエシューズ 『プロエラスティック』

2017/01/19

筆者が実際に使用した(or今後使ってみたい)バレエグッズについての商品レビューです。
バレエグッズ選びの際のご参考になれば幸いです^^

この記事は、筆者愛用中のバレエシューズ『BLOCH(ブロック)・プロエラスティック』についてのレビューです。

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BLOCH・バレエシューズ『プロエラスティック(PRO ELASTIC)』

 

アイテムデータ

●ブランド名:BLOCH(オーストラリア)

●商品名&商品番号:バレエシューズレディース「プロエラスティック(PRO ELASTIC))」S0621L ※男性用S0621Mも存在するようですが、BLOCH公式サイトには現在その記載が見当たりません。。

●販売価格帯: 2200円~2500円

●生地:キャンバス地(薄~中程度の厚さ

●色:製造は3色(ピンク・濃いベージュ(FLS)・黒)

●サイズ:2~8.5(+20㎝して通常の㎝表示に換算。ex.)サイズ6.5=26.5㎝目安)

●幅:A・B・C・D・EDが普通幅に相当。A・B幅の取り扱い店は少ない。E幅は公式サイトに記載がないが、日本のショップで販売しているのを確認(バレエショップ・『ミルバ』さん。))

●ゴム:クロスタイプ・縫い付け

●ソール:スプリットソール(スウェード素材)

●引き紐:なし(幅広ゴムが履き口にぐるりと縫い付けられている)

●左右の別:なし

●商品画像

BLOCH proelastic sole
↓同じBLOCHの別モデル(パンプ)と並べてみました。(左が『プロエラスティック』。)
スプリットソールでも形や縫い付けかたが異なるのがお分かりいただけるかと思います。
BLOCH pump and proelastic sole
↓かかと部の形状が特徴的(後ろにせり出た形状)なこのシューズ。手前がプロエラスティック、奥は同社のパンプ(かかと深め)です。
BLOCH PUMP and PRO ERASTIC heals
 
 

商品レビュー(サイズ感・使用感など)

 

筆者のサイズ

●普通の靴のサイズ→24.5㎝(ヨーロッパサイズ37.5)、足幅→普通幅、甲は出ているが足指あたりは厚みがなく薄い足の形
 

サイズ感

●一般的なシューズとはかなりサイズ感が異なるこちらのシューズ。慣れないうちはどれが正解のサイズか、ちょっとわかりにくいかもしれません。初回購入の際には試着必須です。

●筆者の場合、『6D(普通幅)』→『6E』(26㎝位・幅広め)に交換してもらってちょうどよいサイズ感でした。通常は「幅広め」は選ばないのですが、履き口のゴムがかなりフィットすることによりサポート力が感じられたので、幅を広めにして足指周りの動きやすさを確保したかったことが幅広を選んだ理由です。

●同じBLOCHの別タイプ『パンプ』の場合には普通幅の『6D』がベストだったので、同じブランドでもタイプによりサイズ感が違ってくると思います。(このシューズは特にサイズ感が異なるとのことです。)

使用感

かかと部の形状が後ろにぽこっとせり出す感じになっている(画像参照)・履き口周りが平ゴム(足の大きさによっては締めつけ感があるかも)・比較的薄手の生地・あまり厚みのないソール、と独特なスペックを持つこのシューズ。BLOCH公式サイト(こちらをクリック♪)によると、バレエ以外の用途としてリリカル・ジャズや体操が挙げられており、裸足に近い感触を目指して作られたシューズなのではと思われます。

かかとの後ろが出ている形状のせいか、私の足との相性のせいか、かかと部には布の余り感があり、逆につま先部は履いているうちに足が前に押されて詰まってくるので、レッスンの途中に何度かつま先の布地をひっぱって足指の詰まり感を緩和しています。
ここが気になる方も多いかも?

●一般的なバレエ・シューズと比べて、より床が近く感じられ、肌へのフィット感がありますポワント時にも足の形にきれいについて行ってくれる感じ。一方で、着地時の衝撃が直に感じられ、フィット感抜群の独特の履き心地に慣れるまでには少し時間がかかりました。

●薄~中程度の厚みのキャンバス地、耐久性に疑問だったのですが、案外持ちます。(現在週2回程度の使用で8カ月ほど、破けることなく履いています。)

●洗濯(手洗い(水洗い))してみたところ、多少の縮みはあるものの、大きくサイズ感が損なわれるほどではなく、着用しているうちに気にならなくなりました。
 

総合的な所感

●大型のバレエ用品オンライン・ショップなどで比較的手に入りやすいこちらのバレエシューズ。
いくつかチェックしたショップの中には「大人気」と謳っているところもありました。
確かにスタジオでも履いている方をしばしば見かけます。

●筆者の購入動機は、『引き紐が無く・ゴム縫い付け済み』なことだけだった(面倒くさがりやの筆者にぴったり!)のですが、実際購入&使用してみると、何より一番の違いは『履き心地』であることに気づきました。
足に沿うようにフィットし、厚みが感じられないこと、かかとがやや浅めでせり出している形状などの特徴は、人によっては窮屈に&違和感を感じる要素でもあるかと思われます。

●BLOCH公式サイトにも記載がある通り、本来は中級以上のダンサー(これもあいまいな定義ですが^^;)向けに作られたもののようです。

『引き紐が無い』ということは、ささっと履けるだけでなく、うっかり紐の片方をひっぱってしまって紐通しの中に入り込んでしまうという困った事態が予防できる、ということ。これは密かに大きい!
履き心地についても、慣れてしまえば軽量でフィット感がありより素足に近い感覚で履けるところが気に入って、継続使用しています^^

====追記(2016.9月)===
シューズの中で足が前にすべってしまう原因を、ポコッと出ているかかとの形状と、履きこみ口のゴムのきつさによるものと思っていましたが、甲のクロスゴムの縫い付け位置がかなり後ろ寄りなことも関係しているのかも?と思い当たりました。

つま先に詰まりを感じる度に先端の布をひっぱるのが面倒なのと、足指が縮こまって使いきれない感じがあるので、リピートはしないかもしれません。

(とはいえ、同モデルを着用している方に聞いてみたところ、『足が滑る?そうかなあ・・・』という反応だったので、やはり合う/合わないの問題ですね。。。)

~reverence~

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