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レッスン日記・ピルエットプロジェクト③| ルルべ&パッセでバランスキープ!
2017/01/19
前回の「ピルエット・プロジェクト②」は、こちら^^。
Contents
ルルべ&パッセでバランスキープ、その前に。
『回ろうとする前に、やるべきことがある』と気づき、ルルべ&パッセでのバランスキープを特訓する決意をした筆者でしたが…
やみくもにパッセして長くバランスをとればよいというわけではなく、目指しているのは"美しい・安定したピルエット"なので、同時にルルべ&パッセの見直しを図ることにしました。
>>『ルルべ』の見直しポイント
まずは、インスタでいつも素晴らしいレッスン動画を見せてもらっている、"ABTスタジオ・カンパニー"に所属するマティアくん(18歳)のこちらの映像をご覧ください。
今回、注目したのは、グランバットマンの動脚ではなく、ルルべしている軸足。思わず、『かかと、高っ!』とつぶやいてしまった美しいルルべ…。
床をグリップした5本の足指と甲が直角な"L字型"を描いていて、足指付け根にまっすぐ重力が乗っかっている感じです。
そうそう、これこれ。筆者はこれが出来ていなかったのです。
ルルべなのでかかとは上がっているけど、限界点までかかとを高く上げる意思をもってルルべしていたかというと、そうでもありませんでした。
◆かかとが最も高い場所で、安定したルルべを!
ルルべが中途半端な高さ=不安定なままだと、地上に対する身体の軸も不安定になり、安定した軸が無いところに回転力は生まれない…はずでは?
そう考え、ルルべするときは毎回、『かかとを最大限高く上げる』を徹底することにしました。
同じ高さの、体重を芯で受け止めたルルべが常にできるようになると、何かが変わるはず…という魂胆です。
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>>パッセの見直しポイント
◆腰骨は床と並行にキープ!
股関節だけがピンポイントで柔らかい筆者。
思うように動かない部位が99%なので、ある程度意のままに動かせる部位があれば頑張っちゃうのが人情… 可動域いっぱいに脚を上げ、可動域いっぱいまで股関節を開こうとしてしまっていました。
その結果、『腰骨がナナメに傾いていますよ~』というご指摘を受けることに。がーん。
パッセの時は、上げる脚のほうの骨盤が上がりがちなので意識していただけに、ショックでした。まだ足りなかったんですね。。。
腰骨が床に対して極力並行になるのが理想。ここも意識ポイントです。
◆パッセの脚を"ロックオン"しない
これは別の先生にご指摘いただいたのですが、筆者は、パッセして上げた足をキープしようとして、脚の付け根のスジの力で"ロックオン"していたようです。
(実際は足の付け根を指示しながら、『ココはもっと柔らかく使って~ロックをかけないでくださいね~』とおっしゃったのですが、そのように理解しました。)
確かに、パッセした足をキープしようとして、船の帆を張るようにピーン!とカチンコチンに股関節を使っていました。
股関節を柔らかく…どうすれば?といろいろ試行錯誤してみたのですが、感覚がつかめず、またしてもヒントを探してググってみました。
そこで役に立ったのがこちらの動画。↓
1:27くらいからの、『行進する(マーチング)ときの足の動き』を行ってみると、アラ不思議!たしかに股関節がリリースされたように"柔らかく"使えます。パッセの時もこの時と同じように股関節を使えばいいのね!!!
こうしたい、というパッセの姿はあれど、いざ自分がやるとなると"どこにどれくらいの力を働かせて行うのが正解か"がわからないパッセ。
登場回数が多いパだけに、一回一回ポイントをきっちり意識して行おう!と心に決めました。
修正ポイントを意識して、ルルべ&パッセでバランス!目指せ10秒!
ルルべとパッセの修正点を確認し、改めて取り組んだ『ルルべ&パッセでバランス』。
とりあえずの目標を"10秒"にセットして、頑張ります!!!
~reverence~
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