【文京シビックホール(東京)】1階3列10番台前半 座席からの見え方
筆者が実際に行って観たバレエ公演の『座席からの見え方』を、備忘録として&これから観に行かれる方の参考になれば、と書きとめた記事です。『見え方』については、あくまで筆者(身長163cmちょっと&視力両目1.5)の主観であることをご了承くださいませ^^
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公演データ
・2017年7月某日
・公演名:『Ballet Supreme(バレエ・スプリーム)』
・ホール名:文京シビックホール(東京・座席数1802席)
・座席番号:1階3列10番台前半(S席)
・オーケストラボックスの使用:なし(=列番号1から座席として使用)
・混雑状況:満席("大入"の掲示あり)
座席からの見え方
【文京シビックホール座席配置図】
公式サイト☞ こちらをクリック♪
平面の座席配置図が確認できます。別ページには"座席ポイントビュー"もあり、1階13カ所・2階7か所のポイントからの視界が確認できます。
【1階3列10番台前半を座席配置図で】
【感想:項目別】
1、近さ・臨場感
第一印象は、『ち・近い…!』。
舞台を正面に見て左側の端っこに近い座席。列の番号は"3"ですが、このブロックには列番号"1"の座席は存在しないので、実質"2列目"となり、数歩歩けば舞台に手がかけられるほどの近さです。
ゆえに、臨場感はハンパなく、衣擦れの音や息遣いも聞こえるし、回転やジャンプで飛び散る汗も見えます!
特に、踊り終わって一旦幕が閉じた後、歓声に応えてダンサーたちが再び現れる時は、ちょうど幕が重なり合った出入口の部分が目の前にある位置関係なので、微に入り細に渡りよ~く観察できます。
筆者の前(=最前列)で『ブラヴォ~!!』の声を上げていたご婦人には、ダンサーが目を合わせて会釈していましたよ^^
2、くっきり見える度(筆者の視力は両目とも1.5程度、身長は163.5㎝)
『1、近さ・臨場感』に書いた通り、"くっきり見える"度はこの上なく良好です。
3、ステージ全体の見渡せ度
2列目・ほぼ左端という、ひとクセある座席位置なので、見切れる部分がけっこうあります。
舞台中央より奥で踊っている時は足元が見えなくて首を伸ばさないとならないし、それより手前で踊っている時もひとつ前の列の観客の後頭部を避けなければならないので、自分サイドで見える姿勢を調節しながら鑑賞する感じ… (オペラ座やロシアの舞台のように、観客席に向かってゆるやかに傾斜しているということはないんでしょうね、きっと。)
今回の公演はガラ公演かつパ・ド・ドゥメインの演目=セットがシンプルで舞台上のダンサーの数も少なかったので、まだ良かったのかもしれませんが、舞台上に出演者が多くセットが凝っている全幕物の場合は、全体の進行を把握しにくい席なのではと思われます。
4、斜めから観てます感
かなりあり。ちょっとクセのあるアングルには最後まで慣れられませんでした。
左右対称のポジションをとっているはずな時も、斜めから観ているので左右対称に見えず、自分で補正しながら見る感じ。バレエは正面から観るように計算されて振りつけられているんだな~と、改めて思いました。
5、化粧室へのアクセス
化粧室は1フロアごとに左右2カ所ずつ、と集約されています。
個室の数は多いので、スタッフの誘導さえ適切であれば(←ここが大事)多少並ぶことになっても案外早く進みます。
この席からだと、後方のL1扉から出て正面ロビー方向に進むのが一番近いかと思います。
6、空調
公演日が真夏だったので、キャップスリーブのワンピース姿でしたが、やや冷え性気味の筆者でもそんなに寒さは感じませんでした。(幕物と違ってガラ公演は拍手する頻度が高いせいか、素晴らしい踊りにコーフンしたせいか?!)休憩時間の前あたりになると脚がちょっと冷えているかな、という程度。
ホールでブランケットの貸出は行っていないので、寒がりの方は羽織ものなどを持参しておくとよいかもしれません。
【感想:総評】星4つ☆☆☆☆★
チケット発売日に購入したのですが、その段階で残っていたこの席か、かなり後方の右寄りブロックで悩んで、エイッと決めたのがこの席でした。
前から2列目でのバレエ鑑賞は初めてだったのですが、その臨場感には圧倒されました。スタジオの端っこに座ってリハーサルを見せてもらってるような気分になる、ダンサーの息遣いが直に感じられる近さで、貴重な体験ができたと思います。
一方で、斜めからのヘンなアングル、舞台奥の方で踊っている時の足元の見切れ感は、マイナスポイント。
とはいえ、バレエ公演を劇場で観る時、筆者としては"作品全体をDVDみたいにキレイに見たい気持ち"よりも"ライブならではの臨場感を味わいたい気持ち"がやや上回るので、"ハンパない臨場感"がマイナス面を補って、総合点は☆4つ!です~
~reverence~