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バレエ@映画館| 『くるみ割り人形』英国ロイヤル2016/2017シネマシーズン・第2弾
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2016/2017シネマシーズン、第2弾『くるみ割り人形』公開は2/10から順次!
英国ロイヤル・バレエの公演が映画館で見られる企画、"シネマ・シーズン2016/17"。
そのバレエ第2弾となる作品『くるみ割り人形』の公開が2月に近づいてきました。
上映館・上映時間・料金など
詳細・最新情報については、配給元・東宝東和の公式ページでご確認ください。
◆上映館・上映回数について
以下の全国10カ所の映画館で、2/10(金)もしくは18(土)から1週間上映されます。(福岡のみ2/11(土)から)
映画館によって上映時間が異なるので、複数の映画館にアクセス可能なラッキーな方以外は、"早朝から映画館でバレエ"というなかなかな経験ができちゃいますね^^;。
以下、上映館へのリンクです。
●北海道 札幌シネマフロンティア
●宮城 MOVIX仙台
●東京 TOHOシネマズ日本橋
●東京 TOHOシネマズ六本木ヒルズ
●千葉 TOHOシネマズ流山おおたかの森
●神奈川 TOHOシネマズららぽーと横浜
●愛知 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
●大阪 大阪ステーションシティシネマ
●神戸 TOHOシネマズ西宮OS
●福岡 中洲大洋映画劇場
◆上映時間
●上映時間:2時間39分(159分)※
●休憩時間:1幕と2幕の間に30分間の休憩が1回※
※上映時間については東宝東和のHP記載の情報、休憩の回数と長さについては英国ロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)のHP(英語)から引用しています。
ちなみに、ROH提供のキャスティングシート(英語)によると、全2幕で上映開始15分はイントロダクション →1幕55分間 →休憩30分間 →2幕55分間 とのことです。
第一弾の『アナスタシア』の時も、時間がちょっとズレてたし^^;どうなんでしょうね…。
◆料金
特別料金 3600円(学生料金 2500円)
各種優待割引は適用されないとのことです(詳しくは各映画館にお尋ねください)。
『くるみ割り人形』のあらすじ・キャスト・みどころ
東宝東和のHPの作品紹介は以下の通りです。
観客は少女クララと一緒に不思議なクリスマスの一夜を体験する。
クリスマスイブの夜、少女クララがミステリアスな魔術師のドロッセルマイヤーからもらったくるみ割り人形が、彼女を不思議な冒険に連れ出す。
クリスマスツリーが魔法にかかったように大きくなり、おもちゃの兵隊が動き出してネズミの王の軍隊と戦い、お菓子の国でこんぺいとうの精が軽やかに舞う不思議な一夜への招待。呪いによってくるみ割り人形にされてしまったドロッセルマイヤーの甥ハンス・ペーターを救うためにはネズミの王を倒すこと、そして――。
英国ロイヤル・バレエの中でも人気の高い、伝統あるチャイコフスキーのスコアとピーター・ライトの振付が観客を魅了し続けているバレエ。
ピーター・ライト版『くるみ割り人形』とは
ピーター・ライト版の『くるみ割り人形』は、話の流れに一貫性があってとても自然です。
クリスマス・パーティーの場面では子役によって演じられていたクララが、"雪の踊り"の場面では突如大人の女性にヘンシーン!という版もあり、大人が見るとちょっと興ざめ…な場合がありますが、ライト版ではストーリーや設定に無理が無いので、ヘンなひっかかりを感じることなく作品が楽しめるかと思います。
こちらの 『ライト版・くるみ割り人形DVD』レビューの記事に、より詳しいあらすじを書いていますので、どうぞご覧ください。
キャストは?
主要キャストは以下の通り。
◆クララ:フランチェスカ・ヘイワード
◆ハンス・ペーター/くるみ割り人形:アレクサンダー・キャンベル
◆こんぺいとうの妖精:ローレン・カスバートソン
◆王子: フェデリコ・ボネッリ
◆ドロッセルマイヤー:ギャリー・エイヴィス
◆薔薇の精:崔 由姫
◆アラビアン・ダンサー:平野 亮一
他に、2幕の花のワルツのリーディングのひとりには小林ひかるさん(王子役のボネッリのパートナーでもある方)、薔薇の精のエスコートのひとりに筆者注目のヴァレンティノ・ズッケッティ、1幕の聖ニコラス役に映画『バレエ・ボーイズ』のルーカス君の名前が。
楽しみですね^^
筆者的、注目ポイントはここ!
◆プリンシパルになったばかりのフランチェスカ・ヘイワード
2016年初夏に若干23歳でプリンシパルに任命されたばかりの彼女。
こちらの記事にも書きましたが、小柄な身体から放たれる強い輝きで、観るものの目を惹きつけてやまない、チャーミングな魅力あふれる彼女の踊りがふんだんに見られるはず!
(クララって、出ずっぱりですもんね^^;。)
プリンシパルに昇格するまで、ソロを踊る彼女の姿はDVDなどでも見られなかったので、やっとその踊りが堪能できます!
◆ギャリー・エイヴィスのドロッセルマイヤー役へのハマりっぷり
既に販売されている同作のDVDでもドロッセルマイヤーを演じているギャリー・エイヴィス。
バレエダンサーを超えて、もはや役者!な演技派の彼が見せる豊かな感情表現が、ストーリーに説得力を与えています。
長いマントを効果的に操る姿も注目です!
◆薔薇の精の 崔 由姫 さん
北九州市ご出身の崔 由姫(チェ・ユフィ)さん。
クリアで華やか、かつキレがある踊りがステキなんですよね…!
現在の階級は"ファースト・ソリスト"ですが、ロンドン・コヴェントガーデンの本拠地では、たびたび主役を踊るなど、いつプリンシパルになってもおかしくない方です。
日本公演では、プリンシパルしか主役を踊らない(劇場との契約上そうなっているみたいです)ので、崔さんのソロがじっくり観られる機会がなかなか無い…ということで、チャンスです!
◆本当に雪みたい!な『雪のワルツ』
振付や衣装の違いで各バレエ団個性が出る『雪のワルツ』。
英国ロイヤル・バージョンは、雪とわからぬほどまばらに空からはらはらと落ちてきたかと思うと、いつの間にか勢いを増して景色が白く染まっていくさまが、本当~によく表されている振付と、ロマンチックチュチュの衣装がステキなので、ご注目!
バレエを観に、映画館へ行こう!
ライブ中継した国々では、ちょうどクリスマスシーズンに中継された『くるみ割り人形』ですが、日本ではかなり遅れての公開となりました。
クリスマスの頃にちょっと時間を巻き戻して、スクリーンでバレエの名作をエンジョイしてくださいね。
用事があって、どーーーーーしても観に行けそうにない筆者。悔しくってこんな顔→(;_;)になって書きました、この記事。。。
~reverence~
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