上達のヒント Balletholicなレッスン日記 バレエを習う・踊る

レッスン日記・ピルエットプロジェクト②| 再スタート時点のピルエットの出来、そして作戦その1。

2017/01/19

前回までの『ピルエット・プロジェクト』は、コチラ^^。

40歳目前で25年ぶりにバレエを再開した際の、筆者のピルエット(アンドゥオール(外回り))の出来具合は、こんな感じでした。

再スタート地点での『ピルエット』出来具合

【シングル】
・4番始まりで右回りの場合、成功率50%くらい
・  〃   左回りの場合、成功率30%くらい
・5番始まり5番終わりの場合、左右ともに成功率はガタ落ち。。。

【ダブル】
・4番始まり右回りでまぐれ的にごくまれ~に成功する程度。

【完成度:全般的に低め…】
・首が切れていないことがある
・腕が身体に追いついていないことがある
・軸足が最後にホップしてしまう
・まっすぐな軸が最後まで保てず傾いてしまうことがある
・回り終わりが美しくない
・回りたい気持ちが先だってしまい、冷静に身体をコントロールできていない

※ちなみに、アン・デダン(内回り)は子供時代のレッスンでほとんど練習していなかったので、シングルすら厳しい状況でした(泣)。ひとまずアンドゥオールのピルエット上達に励むことが、他の回転系の上達にもつながると信じることにしています。

 

さて、どういう戦略で上達を目指すか。

残念ながら回転の才に恵まれなかった筆者。子供時代から苦手だった回転が、大人になって魔法のようにできるようになっているわけがなく、25年のブランク後の再スタート地点では当然ながらグダグダでした。。。

さて、こんな状態のワタシ、大人らしい忍耐と地道な努力、頭脳戦でもって、どのように上達を目指してゆくべきか。ダンサーの動画やDVD映像をスローで見たり、大人向けバレエ雑誌『クロワゼ』のピルエット特集号を熟読したりして、研究に励みました。(とあっさり書いていますが、けっこう時間をかけたのですよ。。。)

↓当時見ていた英国ロイヤルバレエの映像。高田茜さんとDawid Trzensimiechさんによるピルエットのデモンストレーションです。


そして、気づいたことは…
↓↓↓

回る以前にやるべきことがある。

バレエ再スタート当初、ピルエットの時に限らず身体の軸を保つことにかなり苦戦していた筆者。例えばセンターで、前・後ろ・横と脚を替えながら早いテンポでタンデュするときなど、下半身の動きにつられて身体がグラグラ揺れてしまっていました。ルルべ&パッセでのバランスも当然安定せず。

そんな状態で回転しようとしても、まぐれ当たりに賭けているようなもの。ルルべ&パッセで身体をまっすぐに保ってバランスキープ出来なければ、ピルエットなんてできるわけがないんですね。

そこで、まず徹底強化することにしたのが、『ルルべ&パッセでのバランスキープ』です。

掃除の手をとめて『パッセ・バランス』、お湯が沸くのを待つ間に『パッセ・バランス』、ともかくまっすぐに立ち高いルルべで『パッセ・バランス』を練習しまくる日々が始まりました。

続く…

~reverence~

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