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気分UP↑なバレエ動画| バレリーナの1日

2017/01/16

筆者が子供のころは、インターネットが存在しなかった^^;ので、国内・外かかわらず、バレエに関する情報はほとんど口伝え…
公演の開催予定も、トウシューズの選び方や履き方も、チュチュのサイズ調節の仕方も、シニヨンの作り方も、今思えば全部バレエ教室の先生かクラスの仲間から伝え聞いていました。

それが今では、家に居ながらにして、いろんな国の色んなダンサー・バレエ団・バレエ学校・バレエ好きさんの情報が見られるなんて、、インターネットって素晴らしい!(今さらですが。)寒かったり雨が降っていたりで、外に出る気分にならない時は、延々とバレエの動画を観ていたりもできちゃう。

前置きが長くなりましたが、この記事ではおススメの『バレエ動画』として、『バレリーナの生活』が垣間見られるものをピックアップしました。

 
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『バレリーナの生活』を描いたおススメYoutube動画

 

英国ロイヤル・バレエ| ファースト・ソリスト 崔 由姫(チェ・ユフィ)さん

>>動画タイトル: 『Discover Ballet: A day in the life of a ballerina』

英国ロイヤル・バレエの公式サイトにUPされている動画です。
アップロードは2009年とやや古いのですが、バレリーナの一日がよくわかります。

カメラが追いかけているのは、同団ファースト・ソリストの崔 由姫(チェ・ユフィ)さん。

朝8:30にロイヤルオペラハウスに出勤(出勤、ですよね?)
⇒9:30のデイリークラス(1時間15分)に参加
⇒リハーサルのスケジュール確認(掲示板のボードで)
⇒夕方まで①くるみ割り『金平糖』(3-4週間先の公演)②オンディーヌ(当日夜の公演)③くるみ割り『仕掛け人形・コロンビーヌの踊り』などなどのリハをこなす
⇒16:30リハ終了
⇒20:00再度劇場へ・夜の公演に向けてウォームアップとヘアメイク
⇒21:30舞台へ

なんという、ハードスケジュール!『今日は長い一日』とのことでしたが、心身ともにタフで健康でなければ決して務まらないお仕事ですね。

北九州出身ということで親近感が沸く彼女、長身で抜群のプロポーションときめ細やかさとダイナミックさが同居したクリアで清潔感がある踊りが大好きなこともあり、大変興味深く視聴しました。

サンフランシスコ・バレエ| プリンシパル Vanessa Zahorian(ヴァネッサ・ザホリアン)さん

>>動画タイトル:『I’m a Professional Ballerina | My Life ★ Mode.com』

5歳でバレエを始め、楽しさと無垢な気持ちに従ってここまでやってきた、と話すザホリアンさん。
1時間半のクラスから一日が始まり、その後リハーサル、スキマ時間を利用して友人とお茶、夜の公演に向けて準備…と、やはり一日ぎっしりのハードスケジュールです。

1つの役につきダンサーが3人配役されていること、月15足ものトウシューズを消費すること、練習の時につけるスカートは作品別に4種類を使い分けていることなど、へえぇ!と思うことがたくさんありました。

踊りを拝見したことはないけれど、こうしてパーソナリティーを少し知ると、舞台での姿が観てみたくなります。

BalletMet(バレエ・メット)| Samantha Lewis (サマンサ・ルイス)さん

>>動画タイトル:『A Day in the Life of a Ballerina』

アメリカ・オハイオ州に拠点を置くバレエ団『BalletMet』。そこに6年在籍するサマンサ・ルイスさんのバレリーナとしての一日をプライベートも交えながら紹介した動画です。

8:30には家を出て、9:15分からのクラスに出席。クラスの始まる前には、30分~45分かけて毎日のルーティンを行うのだそう。(トウシューズを着用しているシーンでの『結んだリボンを2本まとめてパタパタ折り返してから入れ込む』方法、今度やってみよう!と思いました。)

『クラスでの動きは毎回ほぼ同じことの繰り返しではあるけれど、違った足での表現方法を見つけたり、もっと引き上げできることを知ったり、わかったつもりでいてもわかっていないことをいつも発見できる』そう。プロでもそういう気持ちでいるんですね。

年40足支給されるという、トウシーズのカスタマイズも大変そうです。ライターやらナイフやら…バレリーナの生活からかけ離れたところにありそうなアイテムですが、必需品なんですね。

The Australian Ballet(オーストラリア・バレエ)| ソリスト Benedicte Bemet(ベネディクト・べメット)さん

>>動画タイトル: 『A DAY IN THE LIFE OF BENEDICTE BEMET』

『(バレエは)仕事ではなく、情熱そのもの』と語るべメットさん。

9時にフェリーに乗ってシドニーのオペラハウスに出勤。
ピラティスに続いて、デイリークラス、その後リハーサル、少しのブレイクの間にトウシューズをカスタマイズしたり、身体のメンテナンスをしたりして、また夜の公演に向けてウォームアップして、本番…とバレリーナの生活はほぼ同じなんですね。

本番の後に、足をじゃばんと氷水に漬けるシーンにはちょっと驚きましたが、確かにアスリート並みの運動量、アイシングも必要なんですね!

Stanislavski Theatre (モスクワ・スタニスラヴスキー劇場)| リーディング・ソリスト Tatiana Melnik(タチアナ・メルニク)さん

>>動画タイトル:『Day in Life of a Ballerina(Tatiana Melnik) - Stanislavski Theatre (Russia, Moscow)』

こちらはロシアのバレリーナ、メルニクさんの映像。別の劇場に7年在籍した後、現劇場に移籍して2シーズンになるそう。
レッスン風景でのプリエやタンデュ、センターでのシンプルなアンシェヌマンは、とても参考になります。(完成度的に蝶々とミジンコくらい差がありますが。(筆者の場合))

オーロラの登場シーン直前の舞台袖の様子など、バレエ好きには心躍る映像も。

 
 
いかがでしたか?
バレリーナの生活はもちろん、お国によって違う楽屋やお稽古場の雰囲気、レッスン着を見るのも興味深いものですね。
しかしバレリーナも、組織の一員として朝から晩まで…大変なんですね。。美しき肉体労働、とでも申しましょうか。
みなさんくれぐれもケガをなさらぬよう、ご活躍を祈ります!

~reverence~

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